【不動産知識】ペットと暮らしたい!賃貸物件で押さえておきたい契約時の注意点

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【不動産知識】ペットと暮らしたい!賃貸物件で押さえておきたい契約時の注意点

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「賃貸だけど、ペットと暮らす生活に憧れる……」そんな思いを抱える方も多いのではないでしょうか。  

しかしペット可で募集されている物件でも案外気づきにくい細かなルールがたくさんあり、知らずに過ごすと最悪の場合は退去を求められる可能性があります。そこで今回は賃貸物件でペットを飼いたい方に向けて、契約時に気をつけたいポイントをわかりやすく解説します。すでに飼っているから大丈夫だよ!という方も、確認のためにぜひご覧ください。

 ─ 目次 ─ 
(1)油断禁物!すべての動物がOKではない
 ─ よくある「ペット可、ただし……」の例
(2)ペットの「変化」は必ず報告!
 ─ 報告した方がいいペットの変化
(3)人間だけの入居よりリスクが増加
 ─ 事前に知っておきたいリスク一例
(4)飼い始める前にやるべきこと
 ─ 管理会社への確認
 ─ 必要書類や写真の提出
 ─ 頭数や犬種・猫種は正確に伝える
 ─ ワクチン接種の証明が求められることも
 ─ ペット飼育停止届
事前の確認がとにかく大事!
 ─ 人もペットも安心して住めるお家に

()油断禁物!すべての動物がOKではない

まず、募集時の資料に「ペット可」と書いてあってもすべての動物がOKなわけではありません。完全NGではないだけで、物件によって細かなルールや条件が定められていることがほとんどです。

 よくある「ペット可、ただし……」の例

  • 犬・猫1匹までOK →ただし、中~大型の犬種・猫種はNG
  • 小動物可 →ただし、魚類など水槽で飼う生物は対象外
  • 爬虫類可 →ただし、放し飼いは禁止(必ずケージに入れて飼育)

つまり、ペット可といってもどんな生き物でも自由に飼えるわけではないのです。必ず契約書の記載を確認し、曖昧な点は管理会社に確認するようにしましょう。

 

()ペットの「変化」は必ず報告!

契約時の確認で管理会社の許可がおり、実際に飼い始めたあと、一度許可をもらったからといって後は自由にしていいわけではありません。次のような場合にも再度の確認や報告が必要です。

 報告した方がいいペットの変化

  • 飼育頭数の増加:2匹目を迎えたい/ペットが妊娠したので頭数が増える可能性がある
  • 別種の動物を飼いたい:猫だけ飼っていたが、爬虫類も一緒に飼いたい  
  • 犬種などの変更:前のペットが亡くなり、同条件の子を迎えた

こうした変化を管理会社に報告せずにいると「契約違反」とみなされる可能性があります。特に例に挙げた犬種などの変更は、"小型犬1匹"という条件だけ見れば変更はないので見落とされがちです。しかし管理会社からすると届け出のないペットを飼っている認識になるため、忘れずに報告しましょう。

 

()人間だけの入居よりリスクが増加

ペットを飼う=人間とは違う生き物が一緒に生活することになるので、人間だけで入居するよりも費用やトラブルのリスクが増えます。とくに費用の増加については資金を十分に確保して対応できるようにしましょう。

 事前に知っておきたいリスク一例

  • 入居時の敷金:+1ヶ月分されることが多いです
  • 契約する賃料:+5000円程度高くなることがあります
  • 退去時の原状回復費:通常のクリーニング代とは別に、消臭や壁紙、床の張替え費用が追加されます
  • 入居中の近隣トラブル:鳴き声や足音が苦情につながることも……

トラブルなく快適に暮らすためには、物件ルールの理解やご近所への配慮が不可欠です。

 

()飼い始める前にやるべきこと

それでも飼いたいなら事前準備を忘れずに!ペットを迎える前に、次のような準備をしておくことがとても大切です。

 管理会社への確認

飼い始めた後に「その条件はNGです」「確認無しで飼育するのは契約違反です」と言われては大変です。トラブルを避けるためにも、必ず事前に「ペットの飼育を考えているので、条件を確認したい」と連絡しましょう。

 必要書類や写真の提出

ペットの写真提出や、飼育環境に関する申告を求められることがあります。管理会社視点ではどの部屋でどんな動物が飼育されているか把握する必要があるため、もし提出を求められたら応じましょう

 頭数や犬種・猫種は正確に伝える

大型or小型、頭数、犬種や猫種によっては制限が付きます。「もしかしたらNGになるかも……」と不安に思うかもしれませんが、こっそり飼って後から発覚すると心象はとても悪いものになります。必ず正確な情報を申告して確認しましょう。

 ワクチン接種の証明が求められることも

衛生面や近隣住民への配慮から、予防接種を受けていないと飼育許可が出ない場合があります。もしまだ受けていない場合、ペット自身のためにも早めに対応しましょう。

 ペット飼育停止届

ペットが亡くなった際は、管理会社に「ペット飼育停止届」を提出しましょう。ペット飼育を理由に賃料が上げられている物件なら、減額請求できる余地があります。また、物件内でペット関係のトラブルが発生した際に「もう飼っていないので無関係です」と示す証拠にもなってくれます。

事前の確認がとにかく大事!

賃貸物件でペットを飼うには、想像以上に細かな確認や手続きが必要です。
「ペット可なんだから大丈夫」「これくらいは報告しなくていいでしょ」と思い込まず、まずは管理会社に相談しましょう。ペットも人間も安心して暮らせる住まいづくりの第一歩は、“ルールを守ること”から始まります。  

ちなみに絶対にNGなのは、ペット不可の物件でこっそり飼うことです!(皆さんお分かりかと思いますが……)
契約違反で借主が圧倒的に不利な状況となるため、強制退去や高額のクリーニング代を請求されても交渉の余地はほぼありません。

 人もペットも安心して住めるお家に

「ペット可で探したいけど、なかなか良い条件の物件が見つからない……」とお困りの方、プレニーズではこんなサポートも行っています。

  • 広さやエリアなど、どの条件を変えたら候補物件が増えるのかアドバイス
  • 管理会社に直接交渉を試みる(稀ですが意外とOKをもらえることがあります)
  • OK/NGの細かい条件を確認

また、借り上げ社宅を運用中の企業様においては、[ペット可物件OK]と規定している場合に注意したい点についてもアドバイスさせていただいております。「クリーニング代は誰の負担にするべき?」「ペット由来でトラブルがあった際の対処法は?」など、借り上げ社宅に関わるご相談を受付中です!

皆様のご連絡お待ちしております。

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