失敗しない借り上げ社宅の探し方とよくあるトラブル・解決方法【社員部屋探し編】

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失敗しない借り上げ社宅の探し方とよくあるトラブル・解決方法【社員部屋探し編】

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借り上げ社宅制度を運用中されている企業様にて、一般的に行われる社宅を探される方法をいろいろと取り上げていきます。
一般的なお話なので、全ての皆さまには当てはまらないかもしれません。一部当てはまることもあると思うので、参考にしてみて下さい。

まず、社宅探しの主な方法として、

  • 社員様が探す
  • 社宅担当者様が探す
  • 代行会社や提携不動産会社経由で探す

この3パターンに該当すると思います。

社員様(ご転勤者様・新入社員様)が探す

このパターンが最も多いのではないでしょうか。
社員様にとっては、一番自由度の高い社宅探しの方法でもありますが、一番トラブルになりやすい社宅探しとなります。

一般的に部屋探しの流れというと、

  1. (不動産ポータルサイト等から)ネットで検索
  2. 候補物件選定
  3. 不動産へ問い合わせ、予約
  4. 内覧
  5. 物件決定

の流れですね。

スムーズに物件が見つかり、契約に進めば全く問題はございませんが、よくご相談頂く内容が、

  • 「希望物件が見つかない」
  • 「内覧に行ったら希望物件が全部無くなってた」

この2つです。

あるある1:希望の物件が見つからない

このケースは、要因がありすぎるのですが、何が原因なのか解説していきたいと思います。
希望の物件を探すためには、賃料・設備等・場所や最寄り駅などを絞り込んで検索しますが、ご希望条件が地域の相場から逸脱している、もしくは、そもそも希望条件の物件が存在しないや社宅規定が地域相場にあっていない、などの原因があります。

しかし、ネットで検索すると、いくつか希望条件に該当する物件が見つかるのですが、問い合わせをすると既に募集が終わっています、との返答。
よしじゃあ次!だと思っても、次の候補が出てこない…。

でも、数件はあったのだから探せば出てくるはず!と、皆様頑張って探すのです。
そこが、物件の見つからない原因になってしまっている場合があるのです。

最初に希望条件で検索した際に見た物件が良すぎたため、固執してしまうのですが、そもそも最初に検索した物件が「掲載ミス」や、お客様を来店させる目的の「おとり広告」だったとしたら、いくら探しても同じ条件では出てこないのです。

掲載ミスが引き起こした勘違い…

掲載ミスの内容としては、古い情報が掲載されていたことなどが見受けられます。
(過去に、特別安い賃料で募集していた物件の情報が、募集終了後も掲載していた。)

多くの仲介会社は、ポータルサイトへの掲載を手作業で行っている為、掲載ミスは少なからず発生してしまうのです。
また、残念ながら不動産業者の中には、ミスではなく意図的に条件の良い情報を募集が終了した後も掲載し続けていることも...

あるある2:「その物件は申込済みです」

次に、「内覧予約をして不動産会社へ行ったが、来店をしたら希望物件が全て無くなっていた(募集終了していた)」ケースです。

一般的に人事異動は3月が多いと思いますが、ご存じの通り不動産業界は繁忙期。分単位で物件が減っていく時期のため、内覧当日には全て無くなっているのです。
このケースはどうしようもない事もありますが、お部屋を探している社員様の立場になれば、事前に教えてほしかった…と思うことでしょう。

自分がピックアップした物件の中から、申し込むつもりで不動産会社に行ったのに、無くなっているとショックですよね。
ゼロからの探さなければいけなくなるので、時間的なロスも大きいのです。

様々な要因があっての結果なのですが、法人契約に慣れている不動産会社であれば防げたかもしれないのです。

解決方法は、法人契約に慣れている不動産会社を選ぶこと

先に挙げた2つの要因は、ある程度事前に防ぐ手立てができますので、簡単にご説明したいと思います。
一番簡単な方法は、【法人契約慣れていて、物件提案力の高い不動産会社を選ぶこと】です。
これだけで概ね解決してしまいます。

法人契約に慣れている不動産屋であれば、A物件に対して問い合わせを受けた段階で、空室状況の確認を行い、空室であればA物件のご紹介を行います。
A物件が既に他の方で契約に至っていた場合、その旨をご説明し、改めて別のご提案を行います。
希望条件・契約名義の確認を行い、法人契約であれば社宅規定をヒアリングします。
この段階で希望条件が地域状況から乖離していれば、ご説明を行った上で別条件の物件提案を行います。

法人契約に慣れていない不動産会社の場合

では、法人契約に慣れていない、もしくは苦手?な不動産会社の場合です。
いわゆる、個人契約特化型や自社物件だけを取り扱う不動産会社です。

「そのお部屋は申込が入っています」の回答のみ…

B物件をお客様から問い合わせを受けたとします。
しかし、B物件が空いてなければ、空いてませんで終わってしまいます。

新しい提案をしてくれないのです。もちろん一部の不動産会社ですよ。
しっかり対応頂ける不動産会社がほとんどですので、ご安心ください。

ただ、どの不動産会社がしっかり対応してくれるのか、不動産業に携わっていればある程度判別はつきますが、普通はわからないのです。
なので、上記のような事が起きてしまうのですね。

予約して不動産会社へ行くも、”全て無くなっている”の怪

次は「内覧予約をして、不動産へ行ったが希望物件が全て無くなっていた」ケースです。
こちらも似たような要因で起こってしまいます。法人契約のお部屋探しに不慣れな不動産会社だと、来店した時か本当に直前に初めて希望物件の空室確認を行うんですね、これも事前に行うのが当たり前でしょと言われそうですが…

実際に来店するまでは、入居に必要な社員様の情報がないため、空室を確認していたとしても、抑えておくことができないのです。空室確認も意味がなくなってしまうのが実情なのです。
そして、来店日に全て募集終了しているので、違うお部屋探しましょうとなります。

と、ここまで聞くと悪意があるように思えるかもしれませんが、悪気はないのです。説明不足なだけなのです。
先にお伝えしたように、不動産業界の繁忙期は、分単位で物件が無くなります。

なので、無くなるかもしれませんと一言お伝えしておけば良いだけなのですが、法人契約に慣れていないと説明が漏れてしまうのです。

問い合わせしたタイミングにもよりますが、問い合わせから内覧日まで数日ある場合、当日に来店しても全滅なのは仕方ないことです。
ですから、内覧日まで日数が空くときは、候補物件の空き状況を定期的に確認し、入居者様へお伝えする必要があります。

申込が入ってしまったなら、追加で物件を探し、ご紹介する。この繰り返しになります。
そもそも、借り上げ社宅を利用される方は県外に住んでいることがほとんど。何回も内覧に行けないことが多いです。

そのため、1回の内覧で選定する必要があります。法人契約に慣れていないと、この根本的な事をあまり深く考えずに、通常のお客様と同じように、当日に確認→全滅となってしまいます。
法人契約に慣れていれば、このような社員様の状況を理解した上でご対応を行いますので、最悪全滅は免れる事ができるかもしれませんし、希望の物件が見つかった時点で、内見せずに物件の申込を行うこともできるわけです。参考リンク→

スピーディーに社宅探しをできる不動産会社との提携を。

社宅探しは時間に制約のある上に、法人契約である以上は、個人契約のように自由にお部屋を選ぶ事が出来ません。
様々な社宅規定がある上で、スピーディーに動く必要がございます。

上述のような事態に陥ってしまうと、入居希望日(赴任日・入社日)に間に合わないなどのトラブルが起こる可能性があります。実際にそのような事態をご経験された社宅担当者様もいらっしゃいます。
「担当者様が探す・代行会社経由で探す」につていは別コラムでお話させていただきます。

借り上げ社宅制度は本当にメリットのあるいい制度なので、より良い運用をお手伝いさせて頂きますので、お気軽にお問い合わせください。

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