借り上げ社宅の手続きは、企業様・社員様・管理会社と複数の関係者が関わるため、調整が煩雑になりがちです。ご担当者さまにおいては「書類の不備で入居が遅れてしまった」「社員から問い合わせが集中して対応に追われた」といった経験も少なくないのではないでしょうか。
しかし借り上げ社宅の入居手続きをスムーズに進めることは、社員様の満足度向上だけでなく社内業務の負担軽減にも直結します。
そこで今回は借り上げ社宅の基本から、入居までの流れ、実務上の注意点までを整理し、手続きのなかで押さえていただきたいポイントを解説します。

借り上げ社宅は、法人名義で借りた物件を社員様に社宅として提供する制度です。
社員様個人で契約する一般的な賃貸とは異なり、契約主体が法人(企業)になる点が大きな特徴です。転勤の多い企業様や住居支援を手厚く行う企業様に広く導入されており、社員様の初期費用負担を抑えられるほか、企業様としても住宅支援を制度化することで、採用力や定着率の向上につながります。
一方で、契約・入居・退去に関する実務は企業様側で管理する必要があるため、制度の理解不足や手続きの属人化が課題になるケースも見られます。
借り上げ社宅の入居手続きは、概ね次の流れで進みます。
ここで重要になるのが事前準備です。具体的には、以下のような書類や情報を早めに整理しておくことが求められます。
書類不備は入居遅延の大きな要因となるため、チェックリスト化して社内で共有しておきましょう。どの書類を誰が用意するのか、何日までに必要か、システムなどで管理できるとさらに遅れが減らすことができます。
借り上げ社宅でも、一般賃貸と同様に入居審査は行われます。
審査対象は社員様個人だけでなく、契約主体となる企業様も含まれます。
主な審査項目としては、企業の信用力、賃料負担能力、利用目的の明確性などが挙げられます。ここで注意したいのは、「企業契約だから必ず審査が通る」とは限らない点です。
審査をスムーズに進めるためには、事前説明からしっかり対応しましょう。管理会社側の確認も最小限で済みます。

審査通過後は賃貸借契約の締結に進みます。
契約書では、賃料・契約期間・解約条件・修繕の負担区分などを確認しましょう。特に借り上げ社宅の場合、原状回復や中途解約の条件はトラブルになりやすいため注意が必要です。
さらに、入居後したら対応は終わり……ではありません。設備の不具合や修繕依頼、社員様からの問い合わせ対応など、一定の管理業務が常に控えています。
「問い合わせの窓口を誰が担うか」を明確にしておくことです。
窓口が曖昧だと総務部に問い合わせが集中し、一か所に業務負担が集中します。担当者をあらかじめ周知しておくことで担当外の連絡が減り、社員様としてもたらい回しにされることがなく、迅速な対応ができるようになります。
借り上げ社宅の入居手続きは、単なる事務作業ではなく、社員様の新生活を支える重要な業務です。事前準備・審査対応・契約確認・入居後対応までを一連の流れとして捉えることで、手続きは格段にスムーズになります。
特に総務担当者様にとっては「問題が起きてから対応する」のではなく、「起きにくい仕組みを整える」ことが重要です。社内ルールの整理や外部サポートの活用も含め、無理のない運用体制を構築することで、社員様の安心と社内業務の効率化につながります。
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