不動産会社が行うSDGsへの取り組み

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不動産会社が行うSDGsへの取り組み

近年よく耳にする機会が増えたSDGs。2015年の国連サミットで採択された“持続可能でよりよい世界を目指す国際目標”は、地球に住む誰もが関わることができる取り組みです。
各国が予算を投入して街の整備や研究開発など大規模な取り組みを進めるなか、私達ひとりひとりも「自分には何ができるだろう?」と考えることで、世界が少しずつ“みんなにとって良い方向”に動いていきます。

では、不動産会社はどんな取り組みができるでしょうか

ケース① 環境に優しい建物

先日、三井不動産が「2030年度までに、首都圏で所有するオフィスビル、商業施設、ホテル、物流施設、賃貸住宅などすべての施設について、共用部に使用する電力のグリーン化を推進する」と発表しました。

電力のグリーン化とは?

電力のグリーン化……つまり「グリーン電力」とは、太陽光や風力などの再生可能なエネルギーを使用して作られた電力のことを指します。
再生可能エネルギーは資源が枯渇しない・繰り返し使用できる・発電時にCO2や有害ガスをほぼ排出しない、などの利点があり、SDGs目標のなかでは

7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに

13.気候変動に具体的な対策を

について大きく貢献することができるのです。

実際どれくらい効果があるの?

対象とした約120施設でのCO2削減効果は12万3,000tとなり、これは一般家庭の約6万9,000世帯分に相当すると言われています。これだけの量のCO2削減が期待されているとして、業界内外を問わず話題となりました。

ケース② 誰でも使いやすい家

「どうせ住むならおしゃれな家!」と思っても、もし不便な点が多かったら困りもの。
特にマンションには幅広い世代・様々なライフスタイルの方が住むことがあるので、誰にとって何が必要なのか?誰がどんなことに困っているのか?と考える必要があります。

マンションをより快適に、過ごしやすく設計

こうした問題点については、野村不動産がSDGs目標の、
10.人や国の不平等をなくそう

に対し「ユニバーサルデザイン推進」という形で取り組んでいます。
これは分譲マンションに住まう人々が身体能力や年齢にとらわれることなく、安心して暮らせる空間で過ごしていけることが目標です。

「どんな人が使うのか?」と想像すること

マンションにはどんな不便があるでしょうか?
例えば、エントランスに設けられたメールボックス。
高すぎると手が届かない人がいるし、逆に低すぎても腰を曲げなければならず体に負担がかかります。
そこで多くの人が使いやすく感じられるように、約60㎝~約160㎝に設置されているそうです。

他にも、階段に設置する手すりの位置、エレベーターまでの動線など、どんな人が使うのか?
どうしたら安心して暮らしてもらえるのか?を考え、暮らしの中での不便さをできるだけ少なくするマンションをデザインしています。

ケース③ 暮らしを守る取り組み

不動産事業は土地・建物に関わっているので、SDGs目標の
11.住み続けられるまちづくりを
に大きく貢献できるだろうと言われています。

自然を守る街づくりを

プレニーズ本社のある港区では2020年竹芝に誕生した高層ビルが話題ですが、低層階のテラスには階段状に屋上緑化がされており、
15.陸の豊かさも守ろう

について都市の自然を失わない取り組みがなされています。
街の開発はただ便利にしていけばいい、というわけではなく、こうした環境への配慮も合わさることで地球環境を守ることに繋げられそうです。

未来に向けて、ひとりひとりができること

首都圏は人口も多く、単身者からファミリー層、また日本人だけでなく海外からの居住者など多様な人材が集まっているため、今後も課題は多く出てくることでしょう。
私達ひとりひとりが今できることは何なのか、目の前の課題について向き合うことが取り組みへの第一歩となりそうです。

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