家具家電付き賃貸物件の短期利用で気を付けること

家具家電付きの賃貸物件を、一週間〜数ヶ月の間、利用している企業のニーズとして、新卒社員の研修のために利用したり、長期出張等で数週間～数ヶ月という期間で、通勤圏外への異動がある場合、家具家電付き賃貸物件を契約して借り上げ社宅として利用しています。

頻繁な人事異動がある企業の場合は、家具家電付きの賃貸物件を年間契約して部屋を抑えて、入居する社員を入れ替えながら利用をしている例もあります。
しかし、この場合、社員が入居していない期間にも賃料が発生します。
入居しない期間が長くなるほど、不要な賃料を払い続けなければいけないデメリットも発生します。

家具家電付きのマンスリーマンションは、ホテルを利用するよりも割安ですが、短期で一般賃貸借物件を契約するよりも割高になることもあります。
メリットしかないようにみえる家具家電付き賃貸物件の利用ですが、

企業として、利用する社員として、本当にデメリットはないのでしょうか？
本コラムでは、数週間～数ヶ月利用することを前提に、家具家電付き賃貸物件を利用するメリットと、利用する際に気を付けることを詳しくご紹介していきます。

家具家電付き賃貸物の利用をおすすめする3つのメリット

一般的に“家具家電付き賃貸物件“とは、寝具（ベッドや布団）の他、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、テレビなど、生活に必要ものがそろっていて、入居したらすぐに生活できる賃貸物件のことをいいます。

身体一つですぐに生活を始められるのが最大のメリット！

家具家電が付き賃貸物件のメリットとして、旅行や長期出張をする感覚で、身軽に転居でき、新生活を始められること。

企業担当者としては急な人事異動にも対応できますし、社員様にとっても、生活に必要な家具家電を購入する時間や手間、出費を最小限に抑えて赴任先で生活することが可能となります。
家具家電付き賃貸物件には、設備として家具家電が付いているため、新たに購入することなく、お部屋が見つかり次第、入居して生活することができます。

メーカーやデザインに特にこだわりがない人であれば、初期費用をぐっと抑えて新生活を手軽に始めることができます。
新入社員や、新しく一人暮らしを始める若い人（若年層）にとっては、引越しの初期費用を抑えることができるので大変喜ばれます。

家具家電付き賃貸物件は、ネットや光熱費込みの場合もあり。

家具家電付き賃貸物件を利用するニーズとして、“手軽に新生活を始めたい”という希望があります。
インターネットや水道光熱費などの賃料以外の生活にかかる費用も込みで契約できる物件も多く、入居時の手間はもちろんのこと、退去する際もお部屋の解約手続きのみで済んでしまうため、煩わしい手続きを簡略化することができます。

途中解約しても違約金が発生しない

一般賃貸借物件は２年契約です。（定期借家を除く）

なかには、特約に１年未満の解約は短期違約金（賃料１～２ヶ月分）が発生するなど、契約する賃貸物件によって条件は異なります。
いっぽう、家具家電付き賃貸物件は、短期利用目的のマンスリー契約が可能な物件も多く、数週間～数ヶ月で契約できるプランを設けている不動産会社もあります。

利用したい期間に合わせて、物件や不動産会社を選んでご契約することをお勧めします。

家具家電付き賃貸物件を借りる時に気を付ける３つのこと

家具家電付き賃貸物件のメリットは、社員の初期費用を抑えて気軽に新生活を始めることができます。
しかし、企業の担当者として契約する際に注意しなければいけない部分があります。

1.社宅規定や社員の不公平感にあたらないか

社宅として契約する場合、社宅規定は、“住居”の賃料を負担するものですので、家具家電付きの賃貸物件を利用する社員と、賃料のみ補助の社員とで不公平感がでないか、社宅規定は問題ないかを確認する必要があります。

2.契約期間を延長できない場合がある

前項でご説明した、家具家電付き賃貸物件をマンスリー契約する不動産会社のプランの場合、あらかじめ契約期間を決めて契約します。
物件によっては、すでに契約期間満了後に他の契約者が契約している場合もあるため、利用期間を延長できないことがあります。
利用する期間が延長する可能性はないか、延長する可能性がある場合は、契約する物件を延長することが可能なのか確認してから契約する必要があります。

3.希望の地域や時期・期間によって契約方法や費用が異なる

家具家電付き賃貸物件を利用する期間が、数週間から1、2か月程度であれば、ホテル等を利用するよりも、家具家電付きの賃貸物件をマンスリー契約したほうが、総額でみると割安になるでしょう。
しかし、長期間になる場合は、通常の賃貸借契約をして家具家電をリースしたほうが、家具家電付き賃貸物件を短期間契約するよりも、割高になる場合もあります。

家具家電付き物件をコストを抑えてお得に利用するためには？

メリットもデメリットもある家具家電付き賃貸物件ですが、結局のところ、お得なのでしょうか？

数週間～1、2カ月の短期間であれば、ホテルや通常の賃貸の契約をするよりもコストを抑えられるため、お得といえます。
家具家電付き物件を取り扱う不動産会社は、複数社あります。
契約方法も、一週間からだったり、30日単位だったり、賃料を日割り計算が可能だったり、さまざま。
不動産会社によって契約方法や設備、賃料も異なります。各社、比較検討のために見積もりを取り、コストを抑えてお得に利用することができるでしょう。

プレニーズでは、家具家電付き賃貸物件を取り扱っている不動産会社と複数社提携しております。
各社お見積もりすることができますので、企業様のご要望に合わせて、ご提案させて頂きます。
ご相談、お見積もりは無料です。転勤や研修などで、借り上げ社宅を短期間利用が必要な場合は、一度ご相談下さい。

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